伝承と伝統
いつもありがとございます。ミズタニシザーズ代理店エンドレス山崎です。
伝承と伝統の違いは
▼ 時代にかかわらず同じ手法で受け継ぐ事を「伝承」
▼ 時代の変化に対応して新しい受け継ぐ事を「伝統」
だと聞きました。伝承は代々受け継がれる同じやり方を全く同じに踏襲するのに対して、伝統はその時代にあったやり方に柔軟に対応してして行きます。例えば伝統ですが、足袋(たび)というと白いものを想像します。このままずっと白い色を受け継ぐ事が伝承。他方、形など受け継ぐところは受け継ぎ、その時代に合わせて変化していく事を伝統と言うそうです。先日テレビで、足袋を海外にアピールするために色をカラフルにしてポップ足袋として販売しているというのを観ました。他の分野でも畳屋さんの畳で作ったタブレットケースや畳バッグなどがあります。
いま現在は畳の良さも見直されて、フローリングの部屋と畳の部屋がある家も多くなったとは思いますが、ひと昔前にはフローリングばかりの部屋が増え畳屋さんが衰退した時期があると聞きました。昔のやり方を伝承として畳を作っていればという考え方だけでは、今後はどうなるのでしょうか。古都、歴史的遺産、伝統などの古き良きものを大切にしながら、新たな感覚で新時代の息吹を映し出す。変わらない事も大事ですが、その時代にあった形に柔軟に変化する事もとても大切な考え方だとも思いました。
お読み頂きましてありがとうございました。本日も良い1日をお迎え下さい。世の中を美しくする皆様を応援しております。ハサミで世の中を美しく。
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