最高なクソ野郎!!

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2016年5月17日東京原宿ラフォーレのスタジオでシュコーラムのカットショー(ブラックメタルツアー)が開催されました。当日は雨にもかかわらず約500人の方が参加され、カットショーは日本でバーバーショップを経営されているお二方のパフォーマンスで幕が開きました。バックバンドのジャズの演奏をBGMに本当に手際よくバーバースタイルを仕上げていく姿。心地よい音楽と素晴らしいパフォーマンスは、目と耳の両方の感覚を満たしてくれて楽しいひと時でした。



日本代表の方の後にシュコーラムのオーナーROB(ロブ)氏とLEEN(レイン)氏が技術や彼らのカットスタイルを披露。まず、ロブ氏はバーバーショップ「シュコーラム」を開店する時のエピソードを語ってくれました。開店のために保健所へ届け出をする際、一緒に同行したレイン氏と肩を組んで陽気に行ったところ、保健所の人にゲイの2人が来たと思われたエピソード。シュコーラムという名前はオランダ語で「クソ野郎」という意味で、当時は保健所の人に「クソ野郎」という名前のbarberをオープンするおかしなゲイ2人に見られたそうです。時が経ち、今ではそんな彼らの作ったお店シュコーラム(クソ野郎)は保健所でこれから開業する人達の見本のお店となり、彼らのスタイルに興味を持った人達が世界中から集まってくるから時代の流れは不思議なものだと…笑っていました。

クラシカルなヘアを現代版にアレンジする事はもとより、彼らのファッションやライフスタイル、ビンテージで渋い店内にするカッコ良さが注目を集めています。目で見た外見のカッコ良さ以外に彼らがモットーにしている事は「楽しい事をやる!!」とステージ上でビールを飲みながら陽気に語っていました。ロブ氏は本当によく飲んでよく喋りよく笑います。ステージ上でビールを飲みながらカットショーをするという発想は日本人にはない行為で驚きました。

今回のカットショーを主催した方が最後の挨拶で語りました。
「シュコーラムは外見のインパクトやカッコ良さはあるけど彼らのどこがすごいんだろう?と思い、実際にオランダへ行って来ました。そこで分かった事は、カッコ良い外見はもちろんだけど、今この舞台で楽しく笑いながらカットをするのはショーとしてのパフォーマンスではなく、彼らの日常のありのままの素の姿。本当に楽しく笑いながら仕事を楽しんでいて、仕事?遊び?の境界線のない姿。来るお客さんがみんなすぐに友達になれる様なアットホームな雰囲気や楽しい空気感。楽しむ事で溢れ出るオーラや良い意味でイカれた発想や遊び心が魅力的に見える事があると思います。とかく日本人は仕事も接客でも本当に真面目です。ですが彼らの様に仕事を楽しむスタイルもあるんだなと少しでも感じ取って頂ければと思います。」

ロブ氏は、カットの技術では日本人の方が上手いと言いました。確かに手先が器用でかゆいところに手が届く仕事をする日本人は匠だと思います。仕事をやらされているのではなくイキイキと楽しむ姿、彼らのワークスタイルは本当に多くを学ぶ事が出来ました。こうするべき、ああするべきという答えはひとつではありません。自分で良いと思った事をやればいい。とにかく仕事も遊びも人生も楽しむ事がシュコーラム(最高なクソ野郎)だと思った最高なカットショーでした。



お読み頂きましてありがとうございました。本日も良い1日をお迎え下さい。

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