ハサミの癌
いつもありがとございます。美容師のハサミの専門家ミズタニシザーです。
ハサミにとっての癌(がん)とは
今の医療技師では癌(がん)を早期発見できれば癌は不治の病ではありません。現在、全体で見れば半分程度のがんは治ると言われています。癌がまだ1~2センチ程度の時期に早期に発見できれば治癒率はぐんと良くなります。
ハサミという体にとっての〈癌はサビ〉にあたります。「ハサミさサビるの?」と思われる方もいらっしゃる方がいますが、現在流通しているほとんどのハサミのブレード(刃の部分)はサビます。ここで言うサビは簡単に見える茶色のサビではなく黒サビです。目に見える茶色のサビが出来てしまったらお手入れ不足だと認識下さい。
癌と同じように早期発見した小さなサビならば問題なく治療できます。ただし、サビが大きくなってしまうと全部を取り切るのには相当量な刃を減らさなくてはなりません。ハサミの寿命にとっては深刻なダメージです。「ちょっと切れがおかしいかな?」または何年も研いでいないという人はハサミが癌(がん)にむしばまれている可能性もあります。体には定期的に健康診断があるように、ハサミも定期的に検査することをオススメ致します。
お読み頂きましてありがとうございました。本日も良い1日をお迎え下さい。
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