理美容師のハサミを研ぐのは難しい

いつもありがとございます。ミズタニシザーズ代理店エンドレス山崎です。
私たちのもとにも、ハサミの事を分かっていない街の刃物研ぎ屋さんによって無理に研がれてしまい、壊されたハサミがよく持ち込まれます。異常に刃を減らしすぎていたり、適切な刃角度でなかったり、鋼材の特性を活かせず不適切な刃角度であったり、無理に研いで焼きが戻ってしまっていたり、そのような場合はもう元には戻せません。
減りすぎてしまった刃やダメージを受けた刃は、金属を再生する事は出来ませんので、もう元には戻せなません。サロンでヘアカットしたり、めちゃくちゃにカットされてしまったお客様の髪の毛はもう修正のしようがないのと同じ事で復元できません。それは、そのハサミの造りをわかっていない人が研いでしまったからです。

ハサミを一人前と造れるようになるには10年以上の年月が必要です。ハサミをしっかり造る事の出来るハサミ職人に、研ぎを任せる事が30年以上使える大事なハサミを壊さないベストな方法といえるでしょう。昔は自分でハサミを研ぐ人が多くいましたが、近年のハサミの素材は非常に硬い素材になっていますし、熱処理技術も高度になっていますから、簡単には研ぎにくい事をご理解下さい。とくに理美容のハサミは、他の刃物に比べて最新鋭の素材を使っているので研ぎはより困難です。一般のホームセンターなどで売っている砥石では、きちんと研ぐのは難しいのが現状です。そしてハサミはただ研ぐだけでは切れようにはなりません。

お読み頂きましてありがとうございました。本日も良い1日をお迎え下さい。世の中を美しくする皆様を応援しております。ハサミで世の中を美しく。
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